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トリロジー チック・コリア・トリオ ~やはりピアノトリオは良いものだ。

トリロジー
チック・コリア・トリオ


以前わんわんわんが作ってあげた「妖怪ウオッチの新EDテーマ」のマーチングバンドアレンジを子どもたちが気に入ってくれたことで調子に乗り、何の曲がやりたいの?」と子どもたちに聞いたところ「いーあるふぁんくらぶ」とのリクエスト。

当然一回で聞き取れるわけがなく「え?何て?」「いーあるふぁんくらぶ」。このやり取りを5回くらい繰り返し、ようやく聞き取れた。誰の曲かと問うと「ボカロ(ボーカロイド)」だそうだ。わんわんわんとしてはもっと「AKB」だとか「いきものがかり」だとかを想定していたのだが、出てきた答えがまさかの「ボカロ」。「今時の子はこんなん聴いてんねや」と時代の流れを思い知る。

閑話休題、今回ご紹介する1枚はなにげなしに手に取った1枚。しばらくエレクトリック路線が続いていたチックの作品であったが、本作はアコースティックなジャズの作品。「ライブアルバム」、「クリスチャン・マクブライド」、「ブライアン・ブレイド」。この3つのキーワードで安心して購入。

聴く音楽がクラシックがメインになりつつある今日この頃、ひょいとピアノトリオの音が流れると体と意識がグルーブする。その音を聞くだけでピーンと背筋を正さざるをえないチックのまっすぐきれいなピアノタッチ。マクブライドの弾く正確なピッチと太いグルーブのベース。超が付くほど音楽的反射神経が高いブライアン・ブレイドは、ピアノがパーンとはねたらドラムもポーンと受け答える。些細なアドリブも見逃すことなく、確かなテクニックと光るアイデアですかさず変化に反応する。名手たちによる程よい緊張感とリラックス加減が協和した至極のインタープレイにグイグイ引き込まれてゆく。

ゲストにギタリストやボーカリストを招いて新旧のスタンダードを演奏。レパートリーにはビル・エバンスの愛奏曲が名を連ねるが、凡庸なエバンス追悼作になっていないところがさすがである。アマゾンのレビューのなかで本作に否定的な意見があるのだが、チックにエバンスらしさを求めるのならば最初からエバンスを聞けばよろしいことである。

トリロジー
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テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

コメント

食傷気味

太鼓がスティーヴ・ガッドのスーパートリオは買いましたが、もうチックはいいかな(*´-`)

トラっちさんへ

コメントありがとうございます。
> 太鼓がスティーヴ・ガッドのスーパートリオは買いましたが、もうチックはいいかな(*´-`)

ガッドのやつは存じ上げませんでした。ガッドのやつはAmazonのレビューで謎のフェードアウトがあったりとそんなに評価がよくないとのことです。個人的にもガッドはジャズであってもコンテンポラリーなものやファンクにてガッドらしさが発揮できるものと認識してます。

本作はアイデアと瞬発力抜群のブライアンブレイドなのでインタープレイに「ピアノトリオらしさ」が楽しめる一枚です。

わんわんわん様 こんばんは

ボカロの流行ってめまぐるしそうですね。
いーあるふぁんくらぶっていうのは
イーアルカンフーと関係があるのかな?

ちょこっとあった、この時のライヴ(ブルーノート東京)の動画をみましたが、爽やかで躍動感がある演奏がいいですね。ゲスト・ヴォーカルも入って華やかさもあり。

チックコリアはまだまだ元気に日本にも来ているのですね。しかも若手と組んで。いつか、ジャズのライヴにも行ってみたいものです。

GAOHEWGII さんへ

コメントありがとうございます。

> わんわんわん様 こんばんは
>
> ボカロの流行ってめまぐるしそうですね。
> いーあるふぁんくらぶっていうのは
> イーアルカンフーと関係があるのかな?

ようわかりませんので調べてみたところ、イーアルカンフーとは無関係のようです。

それにしてもリクエストはまさかのボカロ。
まあ、PCに歌を歌わせるというのはおもろい発想ですな。
そのたどたどしく歌う合成音を逆手に取り外国語を歌わせるのは着眼点の勝利だとおもいます。

そして現代っ子の情報の入り口がTVやラジオなどの既存の媒体からネットへ移行している現象の表れのかなと思いました。


> ちょこっとあった、この時のライヴ(ブルーノート東京)の動画をみましたが、爽やかで躍動感がある演奏がいいですね。ゲスト・ヴォーカルも入って華やかさもあり。

動画があるのは知りませんでした。ドラムのフライアン・ブレイドは見るとこれまた動きが美しいのです。スティックの軌道とかがふんわりとしつつも音色に芯があって、動きの美しさが音になって出ていますね。豊富なアイデアと素晴らしいセンス、それを瞬時に音にできるテクニック、素晴らしいです。

> チックコリアはまだまだ元気に日本にも来ているのですね。しかも若手と組んで。いつか、ジャズのライヴにも行ってみたいものです。

思えばチックもご老体ですね。しかし、あの独特なピアノの鳴らし方、一聴しただけでチックとわかってしまうほど確立されたピアノタッチはいまなお衰えず。怪物です。
ロイ・ヘインズの孫と共演したりと世代をまたいだグループも話題になりましたね。

こんばんは、お邪魔します。ここの所、暑くて夏バテしそうです。
チックは最近エレクトリックなものしか聞いていませんでした。この作品は安心して聴けそうですね。安心して購入できるアーチストですね。

いつもお世話になっております。
私的名盤紹介の管理人でございます。

ボーカロイドの使用が一般化している分野は、
主に同人音楽の界隈であるかと思います。

自宅でDAWとソフトシンセで作曲する在野の
ポップスの作曲家にとっては、楽にボーカルを
くっつけることができてかつ楽器のように
打込みが簡単にできるので便利な「道具」ではあると思います。

自分はボーカロイドの平べったい音は好きには
なれないのですが、その結果できたポップスには
面白い曲、キャッチ―な曲も多くて、
アンダーグラウンドな世界(先日終わった「コミックマーケット」のような場所や、ニュースで万引き事件の舞台となった「まんだらけ」などで販売されている同人音楽の世界)に置いておくには勿体ないと思えるクオリティの
ものもあったりします。

そうしてアンダーグラウンド/インターネットな世界の中でヒットした
「ボーカロイド」音楽は、いわゆるジャズのスタンダードのように
「スタンダード」化した楽曲もあり、
それらの様々なアレンジが発売され、若者たちに共有されています。

個人的にはバンドアレンジで演奏したものが好きで、
「有形ランペイジ」というバンドの作品は、
バキバキに堅い演奏とグルーブ、
繊細なリハーモナイズという点でも面白いと思います。
ボーカルも生ですし、ファンクやフュージョン、
はたまたプログレチックな曲もあったりと、
かなり面白いものになっています。
もし興味を持たれましたらどうぞ。

jamken さんへ

コメントありがとうございます。

> こんばんは、お邪魔します。ここの所、暑くて夏バテしそうです。

酷暑かと思えば豪雨だったりと「ちょうどよい天気」というのがあまりありませんね。
熱中症にはお気をつけてください。

> チックは最近エレクトリックなものしか聞いていませんでした。この作品は安心して聴けそうですね。安心して購入できるアーチストですね。


大音量のエレキ物のチックもよいのですが、やはり名手たちによる繊細な丁々発止のインタープレイは聞いていて楽しいものです。

Systematic Chaos さんへ

コメントありがとうございます。

> いつもお世話になっております。
> 私的名盤紹介の管理人でございます。
>
> ボーカロイドの使用が一般化している分野は、
> 主に同人音楽の界隈であるかと思います。
>
> 自宅でDAWとソフトシンセで作曲する在野の
> ポップスの作曲家にとっては、楽にボーカルを
> くっつけることができてかつ楽器のように
> 打込みが簡単にできるので便利な「道具」ではあると思います。
>

技術の発達でドラムセットをはじめいろんな楽器が卓上で完結できるようになり、
スタジオミュージシャンたちの仕事の量が減った分、音楽発信の敷居が低くなりました。

まさかのボーカルまで卓上で完結する時代が来るとは。
MIDIデータにボーカルをくっつけることができ、夜中であっても自宅にて楽曲作成ができるので
ほんとに便利な世の中になりました。

> 自分はボーカロイドの平べったい音は好きには
> なれないのですが、その結果できたポップスには
> 面白い曲、キャッチ―な曲も多くて、
> アンダーグラウンドな世界(先日終わった「コミックマーケット」のような場所や、ニュースで万引き事件の舞台となった「まんだらけ」などで販売されている同人音楽の世界)に置いておくには勿体ないと思えるクオリティの
> ものもあったりします。
>

マイルス・デイビスがプリンスやジミヘンを指し、天才はジャズから去ってポップスの分野で活躍しているとの旨の発言を残しているのだが、現在ではYoutubeやボカロへ広まっているのでしょうね。

> そうしてアンダーグラウンド/インターネットな世界の中でヒットした
> 「ボーカロイド」音楽は、いわゆるジャズのスタンダードのように
> 「スタンダード」化した楽曲もあり、
> それらの様々なアレンジが発売され、若者たちに共有されています。
>

ボカロ楽曲に対してリハーモナイズの仕方やリズムのアレンジを聞いてみても、
どこか「習作的」で、勉強した知識を必要以上に詰め込んだ楽曲もあれば、
なるほどと思えるような印象を受けるものもあり、ピンキリだなという印象があります。
それだけ音楽の敷居が低くなっていろんな人が楽曲を作成しているのだなと思います。

> 個人的にはバンドアレンジで演奏したものが好きで、
> 「有形ランペイジ」というバンドの作品は、
> バキバキに堅い演奏とグルーブ、
> 繊細なリハーモナイズという点でも面白いと思います。
> ボーカルも生ですし、ファンクやフュージョン、
> はたまたプログレチックな曲もあったりと、
> かなり面白いものになっています。
> もし興味を持たれましたらどうぞ。

「有形ランペイジ」聞いてみました。DAWサウンドというかボカロを人力でというコンセプトだそうで。
楽曲のモーダルな解釈や編拍子などのトリッキーなアレンジが楽しいですね。

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