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Blues for Two ズート・シムス ~名盤の中でも群を抜く「隠れ家ムード」

Blues for Two
ズート・シムス


本作はこれ以上ないだろうという「超リラックス」名盤である。「ズートの作品にハズレなし」という法則があるように本作は名盤にちがいないのだが、そのリラックス指数は群を抜いている。

このリラックスムードはどこから来るのかとズバリいうと「ズートの歌心」であるというのは間違いはない。ズートの吹くテナーとソプラノ(ズートはいわずと知れたソプラノサックスの名手)はその幅広い音色表現を駆使して見事にメロディーを歌い上げている。まるでベテランシンガーのようで、肉声による歌よりも歌に近いというのは大げさだろうか。

また、サックスとギターのみというこじんまりした楽器編成もまた本作の印象に関係するのではなだろうか。やはりこの「秘密の空間」というか「隠れ家」雰囲気は伴奏がギターでなければ出てこないのである。伴奏楽器がギターではなくピアノであると生で音量が出しぎてしまうためズートの繊細なサブトーンや「のむ音」がこれほどまでに活かされなかっただろう。繊細さを活かすにはギターという楽器の小ささも必要なのである。そこでズートがチョイスしたギタリストは旧知の仲でもあるジョー・パスである。

ご存知ジョー・パスはジャズギターの名手中の名手である。ギターをピアノのように弾くそのスタイルは特徴的で、イントロ部分を例にとってもメロディーとコード、ベースラインを器用に、しかもこれから曲が始まるろいう「ワクワク感」もあわせながらサラリと弾いてのけてしまう技量の持ち主。ギタリストならば彼の器用な演奏に驚くこと請け合いである。

彼がいればピアノもベースもドラムも不要ではないかと思ってしまうくらい研ぎ澄まされたギターテクニックの持ち主であるのだが、なぜかテクニックが前面に出てこない。それはジョー・パスもまたズートと同じくメロディーと音色を愛する同志であるからだ。

ズートの歌心とジョー・パスのテクニックを感じさせないテクニック、これぞ至高の「隠れ家的リラックス空間」の名盤である。

Blues for Two

■ソプラノ・サックス ズート・シムス
ズートのソプラノサックスが堪能できる名盤中の名盤。次の世紀へ語り継ぐべき遺産級の名盤である。しかし、こんな名盤が入手困難になっているとはゆゆしき事態だ。まだ入手していない人は速攻で入手すべし。

ソプラノ・サックス
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テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

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