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ライヴ・フロム・ザ・ブルーノート東京 チック・コリア ~いつもと違うバンドサウンド。

ライヴ・フロム・ザ・ブルーノート東京
チック・コリア


本作は1992年ブルーノート東京で行われたチック・コリアのピアノトリオによるライブを収録したものである。これを中古市場でみつけたら非常にラッキーな1枚だ。珍しいことに本作ではドラムがいつものデイブ・ウエックルではなくヴィニー・カリウタだからだ。

1曲目からヴィニー・カリウタは飛ばしまくっている。ストレートなフォービートで「嵐のような超絶技」のオンパレードである。もちろん悪い意味ではなく、ものすごく曲調にマッチした良い意味での、適材適所の技のパレードという意味である。

ヴィニー・カリウタはトニー・ウイリアムスの師匠であるアラン・ドーソンの門下生だ。アラン・ドーソンは先人たちの作り上げてきたジャズドラムの伝統や歴史に対し非常に敬意を払うとともに、ルーディメントなどドラムの基礎的で伝統的な技術をつねに新しいことへ応用することも貪欲であった。ドーソンの特徴的なハイハットの使い方がそのもっともたる例である。

カリウタもドーソン門下生らしくリズムの割り方やシンバルレガートの崩しかたが非常にモダンでおしゃれである。そしてウエックルよりもカリウタのほうがシンバルレガートの鳴らし方が繊細で丁寧なのである。これは決してウエックルが雑という意味ではなくカリウタのレガートには表情があるということだ。カリウタは「ジャズはまずシンバルの音色でバンドを煽る」ということを知っているのだ。(ウエックルはバンドを煽るとなると、シンバルの表情よりもまず手数のほうが先行してしまうのである。)

カリウタの伝統を踏まえながらもコンテンポラリーな要素を持ち合わせたところが、ややもすれはデイブ・ウエックルよりもバンドサウンドにしっくりとはまっているといっても差し支えない。その証拠としてベースのジョン・パティトゥッチもチックコリアも非常にスリリングでかつ繊細な演奏をしており、いつもと違うチック・コリア・アコースティックバンドになっているからだ。

中古市場で見かけたならば迷わずゲットしたい1枚だ。

曲目リスト
1. ハンプティ・ダンプティ
2. ニュー・ワルツ
3. ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート
4. チェイシン・ザ・トレイン
5. サマー・ナイト
6. テュンバ
7. 枯葉

ライヴ・フロム・ザ・ブルーノート東京
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