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セヴラック作品集(L'Oeuvre Pour Piano) ピアノ:チッコリーニ(Ciccolini) ~王道のクラシックピアノからちょっとそれた感じが美しい。

セヴラック作品集(L'Oeuvre Pour Piano)
ピアノ:チッコリーニ(Ciccolini)


サティ曲目演奏者の第一人者アルド・チッコリーニの名盤。以前は入手が困難だったのだが現在はAmazonを経由して気軽に手に入る。本作は自分がクラシックを聴くきっかけとなったセヴラックである。セヴラックの詳細に関しては以前採り上げた舘野泉氏の記事を参考にしていただきたい(あまり詳しく書かれていないのだが…)。

偶然つけたカーラジオで流れていたのが本作との出会いだった。ショパンの難曲などを「体育会系」のクラシックピアノと表現するならば、どちらかといえば「文化系」の作風である。この王道からそれた直感的なハーモニーの感じがジャズに慣れ親しんだ自分の耳を捉えて離さず「クラシックにもこんな音楽もあるのだ!」と目が丸くなった覚えがある。ジャズとクラシックの橋渡しとなった作品なのだ。

あのドビュッシーをして「良いにおいのする音楽」と言わしめた色彩感豊かなセヴラックの楽曲をキラキラとカラフルに演奏する。やわらかい木の音がするピアノの響きと打鍵の鋭さから生まれる素早い音の立ち上がりが、ちょうどジャケットに描かれた油彩のイメージと一致する。

小さな音であっても決して曇ることの無いタッチ、フォルテッシモであっても金属的になりすぎない楽器のコントロール力、フランスらしい和声の響きを個性たっぷりなカラリとした音色で十分に引き出すエモーショナル且つ知的な楽曲の解釈と演奏設計。どれをとっても名演奏であり名高い1枚である。さらに3枚組みでこの価格なので「お買い得感」も十分だ。

昨年(2012年)来日するとなり非常に気になったことがある。ちょっとした都合でゆくことを見送ったのだがチッコリーニが1925年(大正14年!)生まれということを考えると少し複雑な気分にならざるを得ない。


L'Oeuvre Pour Piano - Ciccolini

■ひまわりの海~セヴラック:ピアノ作品集
もちろん舘野泉が演奏するセヴラックも超一流である。舘野氏特有の打鍵の深さの粒がそろった端正なタッチからは別の風景が浮かぶ。眼前にひまわり畑が一面に広がるのだ。

ひまわりの海~セヴラック:ピアノ作品集
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テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

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