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太陽神 EW&F ~やっぱり自分は黒人ではないかと錯覚してしまう名盤

太陽神
EW&F


「耳が飢える」という状況がある。音楽好きなみなさんは一度ならずともこの「耳が飢える」状況になったことがあったはずである。「これが聴きたくてたまらない」という焦燥感に駆られる感覚だ。かつて聴いた音楽を耳が覚えており、それがひょっこりと記憶のハザマから顔をだすのである。

なぜだろう、なぜ本作を記事にすることとなったのか深層心理の世界の出来事なのではっきり分からない。正直巷でなられている音楽でアース・ウインド・アンド・ファイヤーズ(以下EW&F)のサウンドをまねたポップス、もといインスパイヤーされた音楽は腐るほどある。街を歩いているときにEW&Fオマージュサウンドが耳に飛び込んできたのかもしれない。

本作は数々のポップスに影響を与えたEW&Fの代表作。キーボードとエレキギターのカッティングから繰り出されるタイトなリズム。そして洗練されたハーモニー進行にのったタンギングの効いたパンチのある都会的なブラス。そして躍動感と上品さを兼ね備えたモーリス・ホワイトやフィリップ・ベイリーのファルセットを多用したボーカル、これらに対するバーダイン・ホワイトのめちゃくちゃエグくて生々しいベースワーク。

これらがいっぺんに束になって襲ってくるので、それはもう体が動いて仕方がない。ましてや「耳が飢える」状態でこれを聞くと危険なほどの快楽が襲ってくるのである。これぞ極上のエンターテイメント。クラシックを聴く機会が圧倒的に増えた自分にとってEW&Fサウンドは久しぶりの友人に会った気分になり、自分が黒人ではないかという錯覚に陥るほどの懐かしさである。


太陽神
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トッカータとフーガ PJBE ライヴ・イン・ジャパン PJBE ~これは名盤、まさかの鳥肌まさかの涙腺…

トッカータとフーガ PJBE ライヴ・イン・ジャパン
PJBE

最近は小学校のマーチングバンドにて休日パーカッション講師をしているのだが、近隣の中学校でも教えるようになった。まさか自分のなかでの「道楽」の部分が社会貢献につながってゆくとは思いもせずびっくりしているのだが、どうせやるなら子供たちに譜面の読み方、スティックの動かし方、マレットの動かし方、楽器間の移動、無理のない体の使い方、自分の音と他人の音の聴き方など、ゆくゆくその子供たちの人生を豊かにする「最高の宝物」を手にしてもらいたいと一生懸命頑張って教えている。流行っているうちが華、「打面よ、打面打面~」というギャグも通じるうちに使わせてもらっている。むろん箸が転んでも笑い転げる小中学生は大爆笑である。

教える側である自分も研鑽を積まねばと思い、10数年使ってきた打楽器の練習台を新調しルーディメンツのおさらいを暇さえあればしているのだが、これが翌日・翌々日の筋肉痛として跳ね返ってくるので自分も若くはないのかなとひっそり思う今日この頃。

それはさておき、以前本ブログにて取り上げた「ジャスト・ブラス PJBE」のブラスアンサンブルの先駆けにして究極形であるフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(以下PJBE)。本作は彼らの作品でひときわ珍しいライブ録音ものである。しかもライブ・イン・ジャパンとのことで、日本にて行われているレアな音源だ。内容はもちろん絶賛もので、テクニック、音楽性、ユーモアすべてをてんこ盛りにした豪華な仕上がり。観客の反応もよく、演奏者よし、会場よし、観客よしの「3よしアルバム」なのである。

金管楽器は吹く強さによって音色がものすごく変化するので、1本の楽器で様々な音色が演出できる。フレーズのキャラクターは各プレイヤーのさじ加減ひとつで様々に変化しうるのが特徴だ。PJBEは各個人の技量や音楽性も非常に高く、複数人のビブラートの周期とピッチがぴったりそろう部分は鳥肌もの。なぜテンポルバートでそんなにそろうのだと、長2度のインターバルを含む複雑なハーモニーでそんなにかっちりと決まるのか、なんでそんなにタンギングが早いのか、言い出せばきりがない。もうこれは劇場仕込のベテラン俳優のような音楽集団だ。

曲目はタイトル曲(いわゆる「鼻から牛乳」)にもあるようにバッハの楽曲が圧巻。どちらかというと「頭で聴く」要素の多いバッハの楽曲でまさか鳥肌がたったり涙腺がゆるんだりするとは思いもよらず、久しぶりに音楽で自分の動きが止まって聞き入った傑作である。アンコールの演目であるジャズスタンダードのスター・ダストも心の琴線を確実にとらえる仕上がり。捉え方は人さまざまで、もちろん酒を飲みながら気楽に楽しむもよし、モニタースピーカーで研究材料として緻密に覗き込むように聴いて感服するのもよし、素材というか音源というか内容が良いだけに楽しみ方も満載である。

トッカータとフーガ/PJBE ライヴ・イン・ジャパン

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ATズ・デライト アート・テイラー ~1拍の長さが絶品。ハードバップ期「ドラム職人」渾身の名盤

ATズ・デライト
アート・テイラー


アート・テイラーといえばジャズ好きの人にとっては非常になじみ深い名前だ。世の中にあるジャズの名盤、特にハードバップ期においてはかなりの確率でお目にかかる。そういえばコルトレーンのジャイアント・ステップスもこの人がたたいている。技術もあり譜面に強く時間キッチリに仕事をこなすタイプなのだろう。

本作はブルーノートレーベルの中の名盤としても取り上げられることも多い彼のリーダー作。彼のスタイルは決して優雅で流麗なものではない。ドラムソロとかははっきり言って凡庸なのだが、妙に重いシンバルレガートが癖になるのである。シンバルの鳴らし方がうまいのである。低音の引き出し方などが絶品で、一連のシンバルの音が文字通りレガートになっている。ドラマーの最重要ミッションであるステディーな「タイムキープ」の手本のような演奏だ。よき相棒ポール・チェンバースのベースが刻むパルスと非常に融和し、1拍がこんなに長いものかと体が勝手に動くのである。

またスタンリー・タレンタイン(Ts)やトランペットのデイブ・バーンズ、ウイントン・ケリー(マーカス・ミラーの叔父)のピアノも好演だ。収録曲も気が利いた人気曲がそろっているので、ハードバップファンからするとまさに極楽状態。リード・マイルスの手掛けたジャケットのデザインも秀逸。謎のフェードアウトやテープ編集が実に惜しいのだが、それを凌駕する充実の内容だ。

それにしてもスピーカーをYAMAHAのMSP3に変えてから、音が目に見える形としてくっきりと眼前に現れるようになった。ジャズ管楽器特有の「のむ音(ゴーストノート)」なんか特に捕まえやすくなった。タレンタインのフィンガリングでキーをパタパタさせる音や、サブトーンの時にもれる息の音がくっきりと聞こえる。アート・テイラーの刻むバスドラムのフェザリングも上品さが伝わり、彼のフットワークの技量の高さがうかがい知れる。小さいながらもよい仕事をするモニタースピーカーだ。

ATズ・デライト

■モニタースピーカーYAMAHA MSP3
ステレオで楽しむにはこれが2個必要である。

YAMAHA パワードモニタースピーカーMSP3 (1本)

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