わんわんわんの名盤探索

わんわんわんがオススメする名盤

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

恋するガリア~スキャット・オン・スウィングル・シンガーズ ~圧倒的な歌唱力の男女混声合唱団

恋するガリア~スキャット・オン・スウィングル・シンガーズ
ザ・スウィングル・シンガーズ


以前モニタースピーカーを新調したとの記事を書いたのだが、ついにヘッドフォンまで新調してしまった。もちろん音楽鑑賞用ではなくモニター用。ソニーMDR-CD900STというやつだ。レコーディングスタジオには必ずこれがあるというほどの、いわば業界標準のヘッドフォンである。

今まではローランドのRH-300というモニターヘッドフォンを使っていた。もちろんこちらも素晴らしいヘッドフォンである。RH-300は特にボーカルの輪郭がくっきりしており、声帯が震える様子だとか息遣いがよくわかるので「人間の声が人間の声に聞こえる」ヘッドフォンであった。多少音を作ったような聞こえ方なのだがこれで充分100点満点中98点くらいのクオリティーであった。

しかしソニーMDR-CD900STはローランドのRH-300を凌駕する解像度。音が非常にフラットで「何もたさない、何もひかない」という言葉がぴったり当てはまる。まさに「ありのまま」の音がするので、どの楽器がどこで何をしているのかがはっきりわかる。今まで気が付かなかったミストーンまでがわかるのである。わんわんわんのような聴き方をしている人間にとってはベストチョイスなヘッドフォンであった。

さて閑話休題、スウィングル・シンガーズとは米国出身のワード・スウィングルが1962年にパリにて結成した男女混声コーラスグループ。ただのコーラスグループではなく、取り扱うジャンルはジャズやクラシック、ポップスなど非常に幅広く、ソプラノ、アルト、テノール、バス、各担当が卓越した器楽的スキャット唱法にて歌うので、クラシック側からもジャズ側からも一目置かれている。最近ではボイスパーカッションが入りモダンさに輪がかかっている。参考動画を参照されたし。

■スイングル・シンガーズ ロンドンの地下鉄にて


■スイングル・シンガーズ ドバイにて


活動時期が1期と2期に分かれており、本作は1期の数ある名作からのベスト盤である。曲目もクラシックからのチョイスでありながら、彼らのスタイルにマッチしたジャズなアレンジが心憎い。

恋するガリア~スキャット・オン・スウィングル・シンガーズ

■ソニーMDR-CD900ST

SONY MONITOR HEADPHONES MDR-CD900ST

■ローランドRH-300

Roland ローランド ステレオヘッドホン RH-300
スポンサーサイト

テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

ジャスト・ブラス PJBE ~金管アンサンブルの素晴らしい名盤

ジャスト・ブラス
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル


最近は金管アンサンブルに凝っている。しかし悲しいことに「金管アンサンブルもの」はCDショップのクラシック売り場の中でも少数派の扱いだ。クラシック売り場のうちの棚1~2本が吹奏楽関連。吹奏楽関連の大半はコンクール曲集。さらに続いて楽器別のアルバム。金管アンサンブルものが売り場として割り当てられているのはわずか10〜20cmくらい。売り上げに基づいて棚構成が決まると考えれば、なにかと金管アンサンブルものはクラシックの中でも肩身の狭い存在である。

本作は正直に言うと「ジャケ買い」の1枚だった。並べられた楽器を取り囲むように7人のメンバーが並ぶ。服装の感じからはおそらく1970年あたりのもの。ジャケットの感じからなんとなく「アタリ」の予感がしたのである。直感を信じてレジへ向かう。このように「直感を信じて」作品に出合えるというのは、ネットで何でも買える時代とはいえ実店舗をぶらぶらするメリットなのである。

ゆくゆく調べてみると「ブラスアンサンブルの金字塔」だとか「決定版」だとか「必携のディスク」だとかいろいろ書き連ねてある。ちょっとほめすぎなのではと思いつつも実際に聴いてみると、楽曲のよさや演奏者のレベルの高さに驚かされる。これらの評価は決して過大評価ではなく正当な評価なのだと気が付く。

楽器には「固定音楽器」と「作音楽器」という種類分けがある。ピアノは「ネコが乗っても音が出る」とも言われ固定音楽器の代表格だ。それに対し管楽器は誰が吹いても正しい音がでるわけでもなく、「出そうと思っている音程・ピッチ・音色を狙いにゆく」楽器なのである。人の歌声と似たようなところがある。

フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのすごいところは、この作音状況(変な言い回しなのだが)が素晴らしくピッチの取り方をとっても完璧である。たとえば完全5度ハーモニーはルート音(根音)に対し、やや上ずりめのピッチで音を重ねると響きがかっちりと決まるのだが、まるで一人の人間がピッチをコントロールしているかのように、どんなハーモニーも美しく響く。各個人の技量は言うまでもなくアンサンブルとして譜面の向こう側を読み取り、それを適切に再現するテクニックと耳の良さは非常に勉強になるとともに楽しんで聴ける。

エヴァルドの五重奏が入っているのも高ポイントの一つでもある。長きにわたって自分の愛聴盤になる1枚に出合えてうれしいのだが、市場原理の冷酷さにがっかりする1枚だ。


ジャスト・ブラス
【関連記事】
■アルメニアン・ダンス全曲 フェネル ~日本最高レベルの吹奏楽団が本気を出した名盤

テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

トリロジー チック・コリア・トリオ ~やはりピアノトリオは良いものだ。

トリロジー
チック・コリア・トリオ


以前わんわんわんが作ってあげた「妖怪ウオッチの新EDテーマ」のマーチングバンドアレンジを子どもたちが気に入ってくれたことで調子に乗り、何の曲がやりたいの?」と子どもたちに聞いたところ「いーあるふぁんくらぶ」とのリクエスト。

当然一回で聞き取れるわけがなく「え?何て?」「いーあるふぁんくらぶ」。このやり取りを5回くらい繰り返し、ようやく聞き取れた。誰の曲かと問うと「ボカロ(ボーカロイド)」だそうだ。わんわんわんとしてはもっと「AKB」だとか「いきものがかり」だとかを想定していたのだが、出てきた答えがまさかの「ボカロ」。「今時の子はこんなん聴いてんねや」と時代の流れを思い知る。

閑話休題、今回ご紹介する1枚はなにげなしに手に取った1枚。しばらくエレクトリック路線が続いていたチックの作品であったが、本作はアコースティックなジャズの作品。「ライブアルバム」、「クリスチャン・マクブライド」、「ブライアン・ブレイド」。この3つのキーワードで安心して購入。

聴く音楽がクラシックがメインになりつつある今日この頃、ひょいとピアノトリオの音が流れると体と意識がグルーブする。その音を聞くだけでピーンと背筋を正さざるをえないチックのまっすぐきれいなピアノタッチ。マクブライドの弾く正確なピッチと太いグルーブのベース。超が付くほど音楽的反射神経が高いブライアン・ブレイドは、ピアノがパーンとはねたらドラムもポーンと受け答える。些細なアドリブも見逃すことなく、確かなテクニックと光るアイデアですかさず変化に反応する。名手たちによる程よい緊張感とリラックス加減が協和した至極のインタープレイにグイグイ引き込まれてゆく。

ゲストにギタリストやボーカリストを招いて新旧のスタンダードを演奏。レパートリーにはビル・エバンスの愛奏曲が名を連ねるが、凡庸なエバンス追悼作になっていないところがさすがである。アマゾンのレビューのなかで本作に否定的な意見があるのだが、チックにエバンスらしさを求めるのならば最初からエバンスを聞けばよろしいことである。

トリロジー

テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

 | ホーム | 

FC2Ad

プロフィール

わんx3

Author:わんx3
わんわんわんの名盤探索へようこそ!世の中の大名盤はもちろんのこと隠れ名盤も紹介いたします。

興味があったら即購入できるようAmazonのリンクも貼り付けておきました。

FC2 Blog Ranking

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
■クラシック 未分類 (77)
クラシックピアノ (37)
器楽曲 (7)
クラシック 吹奏楽 (2)
■ジャズ 未分類 (257)
ジャズピアノ (63)
ジャズトランペット (11)
ジャズサックス (38)
ジャズギター (15)
ジャズボーカル (43)
ジャズドラム (16)
ジャズベース (10)
ジャズその他 (12)
ビッグバンド (18)
コンテンポラリー (21)
ラテンなど (10)
■ポップス 未分類 (43)
ファンク・ソウルR&B (17)
ロック (5)
Jポップ (13)
■その他身辺連絡など (31)
練習台自作 (16)

RSSリンクの表示

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
音楽
3391位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
324位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。