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スパーク! スパーク!!スパーク!!! スパーク&シエナ ~音だけでご飯がススム名盤

スパーク! スパーク!!スパーク!!!
スパーク&シエナ WO

最近なんだかやたらと忙しい。ありがたいことに吹奏楽やマーチングバンドの打楽器指導者としていろんな学校から声がかかるのだが、体は一つなので一度に指導できるのは一校のみなのである。そしてやはり「芸術の秋」という言葉のとおりコンテストが集中するこの時期だからだろうか、いろんな課題楽曲の聴きこみと譜面のチェックに追われる日々だ。

教えに行っている学校の一つでユーフォニウムの生徒たちと会話をすることがあり、そこで話題に挙げたのが「パントマイム」という曲であった。吹奏楽経験者にとってなじみのあるフィリップ・スパークの傑作、ユーフォニウムがフューチャーされた「パントマイム」という楽曲である。

その子たちに「外囿祥一郎のパントマイムを聴け!借金してでもCDを手に入れろ!」とか「最初の4小節だけでご飯が3杯くらい食べられるほどの絶品な音色」など無茶無茶なことを言ってきたのだが、Youtubeで生徒たちに「パントマイム」を聴かせてみると「音色がヤバイ!」とか「超はえー」とか「これはご飯がススム音色だ」とか面白い反応が返ってくる。一見は百聞に如かずなのである。

本作はその「パントマイム」の作曲者フィリップ・スパークが題名のない音楽会とかでおなじみのプロの吹奏楽団「シエナ・ウインド・オーケストラ」を指揮したライブ録音アルバム。日本有数のプロの楽団を作曲者自ら指揮した自作自演の一枚なのだ。

スパークはイギリスの作曲家でブラスバンドや吹奏楽のための作品を中心に活動している。彼にとって指揮は本業ではないのだが、やはり自作自演ということもあって楽曲の解釈はかなり深いところまで達している。そんな彼の演奏指示にこたえることができるシエナ・ウインド・オーケストラもさすがである。

本作には一通りのスパークの人気楽曲がライブ録音で収録されているのだが、やはり極めつけは外囿祥一郎が作曲者本人の指揮で演奏する「パントマイム」。脂ののったブリをしゃぶしゃぶでいただくくらいの幸せな気分でこれまた格別に絶品である。

スパーク! スパーク!!スパーク!!! (2枚組ALBUM)

■外囿祥一郎(ユーフォニウム)の演奏するパントマイム
これがYoutubeで生徒たちに見せた動画。最初の数小節だけで涙があふれるほど美しい…。

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アルメニアン・ダンス全曲 フェネル ~日本最高レベルの吹奏楽団が本気を出した名盤

アルメニアン・ダンス全曲
フェネル

最近はまっているのが吹奏楽だ。きっかけはある楽曲を吹奏楽アレンジにしてくださいという依頼がわんわんわんのところに舞い込んだためだ。研究材料としていろいろな吹奏楽を分析しながら聴いているうちに、あの緻密に練り上げられた演奏設計にぞっこんとはまってしまったのである。

昔からいろんな音楽を「あの楽器はいま何をしている、この楽器がこうくるからあの楽器がこうくる、この場面展開は次の場面をひきたてるためこのダイナミクスで演奏されている、この楽器とあの楽器を重ねるとこういう音がでる、この楽器はこの音域ではこういう音がする」などなど音楽を分解して紐解きながら聴く癖があるのだが、本作のクオリティーはすさまじく高く何回聴いても新しい発見がある。

本作においてはすべてがハイレベルなのである。日本でもトップレベルのブラスバンドである東京佼成ウインドオーケストラが演奏しているからということもあるのだが、東京佼成ウインドオーケストラというのがちょっとクセモノで、個々の演奏者のレベルはとてつもなくハイレベルなのだが、しばしば「時と場合によっては手を抜く」のである。

特に吹奏楽のスコア学生のための模範演奏など出版社から依頼された仕事では「うまいなぁ」と思いつつも心のどこかで「まだまだこんなものじゃないだろう」とか「おまえら手ぇぬいとるやろ」と思わざるを得ない仕上がりのものが多々ある。彼らはプロであるので仕事はキッチリこなす。リハーサルもそこそこに初見で楽譜をすらすら演奏できるレベルの人たちからさらに選抜された人たちなので演奏レベルは相当高い。

だからこそ楽譜の購入者層である中高生でも演奏できるようなレベルに演奏をセーブしているのだが、そこが演奏に表れてしまうので聴いているこちらとしても全力投球ではない演奏を全身全霊傾けて聴いていると肩透かしを食らうのである。まさに吉本新喜劇でMr.オクレ師匠が「コンニチワ~」と出てきて座員総出でズッこけるくらいの肩透かしである。

ただし本作にいおては心配無用。指揮するのはあの吹奏楽の神とまで呼ばれているフレデリック・フェネルなのである。ファンクの世界ではジェームス・ブラウンのバックバンドを務めるようなものである。だから日本でもトップレベルのブラスバンドである東京佼成ウインドオーケストラも気合が入りまくっており、それが音色やニュアンスに表れる。聴いているこちらも非常に聴きごたえがある。

本作に収録されている楽曲もアメリカの作曲家アルフレッド・リードが作曲した人気の楽曲「アルメニアンダンス」。近代的でありながらもとことなくエスニックな楽曲をフェネルの指揮に東京佼成ウインドオーケストラが「本気で演奏」した吹奏楽の大名盤ではなかろうか。酒をたしなみながら本記事を書いているのだが、感動で震えまくりである(酒補正あり)。この演奏を生で聞いたらとんでもないことになりそうだ。とにかく人生のもっと早い段階で出会いたかった非常にハイレベルな1枚である。

アルメニアン・ダンス全曲

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