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チーク・トゥ・チーク トニー・ベネット レディー・ガガ ~ひさしぶりにCDをかけて泣いた。

チーク・トゥ・チーク
トニー・ベネット レディー・ガガ

ひさしぶりにCDをかけて泣いた。

酒の力もあってのことなのだが、まさかのレディー・ガガで泣くとは思ってもいなかった。以前CDショップにてトニー・ベネットの作品にガガがゲストで参加したアルバムを試聴したのだが、1曲目からトニー・ベネットと対等に渡り合っているデュエットの相手の女性ボーカルがガガであると知った時、正直衝撃を受けたのである。

ガガといえば個性的なファッションで個性的なステージ、音楽性もジャズとは距離のあるエレクトリックなダンスチューンといったイメージがあったのだ。しかし、その作品ではアメリカンポップスの歴史を渡り歩いてきたトニー・ベネットを非常に生き生きとした歌声でリードするような歌いっぷりであった。リードされるベネットもまんざらではなさそうだったのも印象深かった。そのアルバムのガガとベネットのデュエットのとても楽しく歌う様子が頭の中に印象として強く残っていたので、本作を見かけたときには迷わずゲットしたのである。

内容はまさに期待通りの秀逸さ。文句なしである。トニー・ベネットも高齢のせいもあり歌声の低音成分が少なく、さすがに歌声の体感音圧は往年のままとは行かないがこの年齢を考えれば驚愕の域。ガガが本気で惚れてきたトニー・ベネットのパワフルな歌声と、非凡な才能のエンターテイナーであるガガの出現を非常に喜んでいるトニー。それもそのはず、ガガのとびぬけた歌唱力が抜群に印象的だ。

ガガの歌にはいろいろな表情があって面白い。時にはジャクソン5時代のマイケル・ジャクソンを彷彿させるような若くて張りのある歌声とおもえば、しっとりとバラードを歌いこなす円熟さあふれる歌声。ガガの演者としての歌手というかエンターテイナーとしての才能がすばらしい。音程の取りづらさからボーカリストには難曲・鬼門と言われているジャズのスタンダードナンバー「ラッシュライフ」を難なく歌いこなし演出する技量はたいしたものである。そしてレディー・ガガがトニー・ベネットへ寄せる最大のリスペクトがこれまたいとおしいのである。

CDをプレイヤーにセットして、さあ素敵なショーの始まりだ。


チーク・トゥ・チーク

■Duets II
これを聴いてガガの歌唱力とエンターテイナーっぷりを見直した。


■ベネットの歌いだしでファンが騒いだところガガが「シー!」と制しする。そしてベネットの歌声に浸るガガ。ここにベネットへよせる最大のリスペクトを垣間見ることができる。何度見ても鳥肌がたち泣ける。

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恋するガリア~スキャット・オン・スウィングル・シンガーズ ~圧倒的な歌唱力の男女混声合唱団

恋するガリア~スキャット・オン・スウィングル・シンガーズ
ザ・スウィングル・シンガーズ


以前モニタースピーカーを新調したとの記事を書いたのだが、ついにヘッドフォンまで新調してしまった。もちろん音楽鑑賞用ではなくモニター用。ソニーMDR-CD900STというやつだ。レコーディングスタジオには必ずこれがあるというほどの、いわば業界標準のヘッドフォンである。

今まではローランドのRH-300というモニターヘッドフォンを使っていた。もちろんこちらも素晴らしいヘッドフォンである。RH-300は特にボーカルの輪郭がくっきりしており、声帯が震える様子だとか息遣いがよくわかるので「人間の声が人間の声に聞こえる」ヘッドフォンであった。多少音を作ったような聞こえ方なのだがこれで充分100点満点中98点くらいのクオリティーであった。

しかしソニーMDR-CD900STはローランドのRH-300を凌駕する解像度。音が非常にフラットで「何もたさない、何もひかない」という言葉がぴったり当てはまる。まさに「ありのまま」の音がするので、どの楽器がどこで何をしているのかがはっきりわかる。今まで気が付かなかったミストーンまでがわかるのである。わんわんわんのような聴き方をしている人間にとってはベストチョイスなヘッドフォンであった。

さて閑話休題、スウィングル・シンガーズとは米国出身のワード・スウィングルが1962年にパリにて結成した男女混声コーラスグループ。ただのコーラスグループではなく、取り扱うジャンルはジャズやクラシック、ポップスなど非常に幅広く、ソプラノ、アルト、テノール、バス、各担当が卓越した器楽的スキャット唱法にて歌うので、クラシック側からもジャズ側からも一目置かれている。最近ではボイスパーカッションが入りモダンさに輪がかかっている。参考動画を参照されたし。

■スイングル・シンガーズ ロンドンの地下鉄にて


■スイングル・シンガーズ ドバイにて


活動時期が1期と2期に分かれており、本作は1期の数ある名作からのベスト盤である。曲目もクラシックからのチョイスでありながら、彼らのスタイルにマッチしたジャズなアレンジが心憎い。

恋するガリア~スキャット・オン・スウィングル・シンガーズ

■ソニーMDR-CD900ST

SONY MONITOR HEADPHONES MDR-CD900ST

■ローランドRH-300

Roland ローランド ステレオヘッドホン RH-300

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Together Again ビル・エヴァンス(P) トニー・ベネット(Vo) ~この2人の駆け引きはいつ聴いても素晴らしい

Together Again
ビル・エヴァンス(P) トニー・ベネット(Vo)

びっくり仰天した。東は東京へ西は大阪まで足を運び長年探し続け、やっとの思いでゲットした本作がいつのまにかAmazonにて販売されている。しかもオリジナルジャケットでお値打ち価格にて販売されているではないか。当時は相当貴重なレア盤であったのにサクっとAmazonにて買うことができるのである。便利な時代になったのもだと思うと同時に複雑な気持ちになる。

ご存知ジャズピアノの詩人ビル・エバンスと米エンターテイメント界の大物トニー・ベネットとの共演盤。この二人が共演するのは本作が2回目でタイトルが「Again」となっている。前回の共演は以前記事にもとりあげたことがある「Tony Bennett & Bill Evans Album」である。こちらは言うまでも無く名盤である。本作はやや前作にくらべると日のあたりにくい存在であるが、内容は非常に素晴らしい。

やはりここでもエバンスの「静」とベネットの「動」の対比がすばらしい。彼の深遠なるピアノタッチから生まれる繊細なサウンドはクラシック界の奇才グレン・グールドでさえもレコードを持ってチェックしていたというほどである。そして体全体が楽器となり力強く歌い上げるトニー・ベネット。ジャズスタンダード曲にありがちな甘すぎる歌詞の内容などどうでも良くなってくる。

「静」と「動」相反する要素であるがお互いに戯れあったり駆け引きをしたり、一緒に駆け抜けたり座って会話したり…。静かなるビル・エバンスのピアノがトニー・ベネットの勢いにひっぱられて熱を帯びてきたり、逆にエバンスのピアノに寄り添うようにトニー・ベネットが静寂を歌ったり…。彼らのやり取りを聴いていると約1時間ちょっとの時間は一瞬のように過ぎ去ってゆくのである。

オリジナル音源の回転ムラによるものだろうか、ピッチのゆれが一瞬気になるところがあったり、大変優れた前作のこともあるので隠れ名盤的な位置づけになるのだろう。それであっても本作はエバンスファンはもちろんのことジャズを愛する全ての人にとって、再び「幻の名盤」となってしまう前にゲットしておきたい1枚である。


Together Again

【関連記事】ビル・エバンス、トニー・ベネット
■Tony Bennett & Bill Evans Album ~ビルエバンスの夢が実現
■ワルツ・フォー・デビー ~北欧の妖精がうたう奇跡の1枚
■Explorations ビル・エヴァンス ~ポール・モチアンのドラムが大穴的にすばらしい名盤

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ファイネスト・アワー メル・トーメ ~「The Christmas Song」の作者メル・トーメを知るための1枚。

ファイネスト・アワー
メル・トーメ


以前企画モノので「ファインエストアワー・シリーズ」というのがあった。フランク・シナトラ、アニタ・オデイやウッディー・ハーマン、フレッド・アステア、ベティ・カーター、ルイ・アームストロング、カーメン・マクレエなどなど、現在の米エンターテイメント・ポップスの礎を作ってきた人たちのベスト盤である。

本作は「ファインエストアワー・シリーズ」からのメル・トーメの1枚。デッカ、コーラル、ヴァーヴなど多岐にわたるレーベルよりビッグバンドからオーケストラなど、さまざまな時代から彼のキャリアを代表する楽曲の好テイクばかりが収められている。

アップテンポにおける切れのよいスキャットやパーフェクトなピッチや、バラッドなどのスローチューンでは彼の「ベルベットボイス」という異名をもつ声質を存分に楽しむことができる。彼が同業者(歌手)からもリスペクトされ続けているジャズ歌手であることが十分わかる1枚で、誰が選曲したのかはっきり覚えていないのだが、とにかく選曲がとりわけよいのである。

数ある優れた録音のなかでも至宝のテイクは「The Christmas Song」。クリスマスソングの中でも「美曲」として名高いこの曲はメル・トーメが作詞作曲したものである。彼の歌へピアノ伴奏とクラリネットが温かい音色のオブリガードを添えるライブ録音の一幕。楽曲のずば抜けた素晴らしさと、よく伸びるメル・トーメの「ベルベットボイス」これがなんとも温かい。今の時期でなくても何回でも聴き入ってしまう「鉄板の1曲」だ。

ほかにも有名なものからマニア必聴の珍しい録音も収録されているので、メル・トーメを手軽に理解する最適な1枚でもありマニア向けの1枚でもある。企画モノということでCDは流通在庫を探すしかない「出会ったとこ勝負の1枚」でもあるが、ありがたいことにAmazonでのMP3ダウンロードが可能である。

Mel Torme's Finest Hour

■メル・トーメ・スウイングズ・シューバート・アレイ
メル・トーメの1枚といえばまずこちらである。名盤紹介で必ず取り上げられている。

メル・トーメ・スウイングズ・シューバート・アレイ

【関連記事】
■メル・トーメ・スウイングズ・シューバート・アレイ メル・トーメ ~流麗なトーメのヴェルヴェットボイス
■Reunion メル・トーメ ~名コンビ、マーティー・ペイチとの再共
■Mel Torme At The Red Hill メル・トーメ ~半端ないスキャットの超絶テクニック
■Messenger ~常にチャレンジするシンガー、カート・エリング
■MTV Unplugged トニー・ベネット ~これぞエンターテイメント!

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Reunion メル・トーメ ~名コンビ、マーティー・ペイチとの再共演

Reunion
メル・トーメ


「至高のヴェルベットボイス」ご存知JAZZボーカル大御所メル・トーメの別名である。メル・トーメはマーティー・ペイチとの競作「メル・トーメ・スウイングズ・シューバート・アレイ」などなど後世に語り継がれるべき名盤を残している。

本作はメル・トーメとマーティー・ペイチが1988年に共演した久しぶりの作品。アルバムタイトルそのままである。1曲目の「Sweet Georgia Brown」からトーメの超絶のろれつ回しが豪華なビッグバンドサウンドにのってハイスピードで炸裂する。どうやったらそんな風にひとつも引っかからずにフレーズを歌えるのかが不思議なくらいだ。

サウンド的にはエレキピアノの導入など新しい試みがされているが、なんと言ってもジャズスタンダードのみならずドナルド・フェイゲンの名作「ナイトフライ」からの「Walk Between Raindrops」などをカバーしているところだ。メル・トーメが歌うとドナルド・フェイゲンがうたう原曲とは一味違う趣になるのが面白い。また、バラッドにおいては滑らかな歌声でしっとりと歌い上げる。

古今東西緩急自在、どんな曲でもハイクオリティーに歌いこなす彼はミュージシャンズミュージシャン。そのエンターテイメントぶりには歌手の鑑で同業者からもうらやましがられるほどである。ここでのドラムはメル・ルイスに代わって職人ジェフ・ハミルトン。彼の参加はちょっとしたボーナスだ。

ジャケットのアートワークからは名盤の雰囲気が出ていないのだが一度聴いてみれば確かな内容に安心する。現在はこれほどまでの名作であってもなかなか手に入りにくくなっているのが悲しい現実である。

Reunion

■メル・トーメ・スウイングズ・シューバート・アレイ
こちらは現在でも入手しやすい名盤。

メル・トーメ・スウイングズ・シューバート・アレイ

■ナイトフライ
スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンのソロアルバム。もはや説明不要のマスターピース。ドナルド・フェイゲンは超が3つくらいついても足りないほどのジャズマニア。彼はものすごく耳が肥えているためレコーディングに呼ばれたミュージシャンは現場慣れしたベテランでさえ気が引き締まるという。それにしてもジャケットが渋すぎる。

Nightfly

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