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Cookin' マイルス・デイビス ~伝説のマラソンセッションINGシリーズ

Cookin'
マイルス・デイビス

おなじみのマラソンセッションINGシリーズ。マイルスはプレステッジレコードの契約条件が気に入らなかった。しかしほかのレーベルへ移るためにはあと4枚アルバムを作成しなければならなかったのだが、わずか2日間にてほぼワンテイクで4枚分を作り上げてしまったという伝説のセッションである。

このINGシリーズはいわば契約消化のやっつけ仕事であるにもかかわらず、ぶったまげるほどの高いクオリティーである。マイルス・デイビス(Tp) ジョン・コルトレーン(Ts) レッド・ガーランド(P) ポール・チェンバース(B) フィリー・ジョー・ジョーンズ(Dr)。劇場慣れというか本番慣れというか、人前で鍛えられた彼らのレベルの高さにはホントに脱帽である。

INGシリーズの一番最初に収録されたはじめの1枚。最初の曲「My Funny Valentine」で例の「イントロ名人」レッド・ガーランド節がコロンコロンと炸裂する。楽曲のチョイスも有名ジャズスタンダードからのものでわかりやすく、どの曲から聴き始めても構えることなく聴ける。マラソンセッションのとっかかりであるため各メンバーの集中力と気力が一番高いというのもあるのだろうか、本作をマラソンセッションINGシリーズのベストアルバムとする人も多い。


Cookin: Rudy Van Gelder Remasters Series

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ローマ・アフター・ミッドナイト ファブリッツィオ・ボッソ ~非常にすがすがしいハードバップのど直球

ローマ・アフター・ミッドナイト
ファブリッツィオ・ボッソ(Tp)


最近はちょっとうまいくらいの人では全くココロが動かなくなってきていたのだ。曲目も手垢がついているくらい演奏されつくした「お約束ナンバー」で何の驚きも感動もないのだが、「世界最高峰のトランペッター」というキーワードが気になり興味本位で手に入れてみたらこれがすごかった。

本作は現在最高峰の実力とセンスを持つトランペッターとして、いろいろなところで持ち上げられているイタリア人の若手トランペッター、ファブリッツィオ・ボッソが2004年にリリースした作品。イタリアでもトップクラスの面子を集めてつくったといわれている。

ボッソはトランペッターである父より5歳のころから習い始めたという超英才教育。並の5歳というと顔が菓子パンでできた正義の見方を卒業してようやくブランコに乗ることや鬼ごっこのルールを理解し始めるころであるのに、良くぞめげずにトランペット魂を貫いてくれたものである。

テクニックはもちろんのことスイング感・音色の多彩さ・スピード感・アイデアなどどれをとっても文句なしである。まわりがわいわい騒ぎ出すのも当然の力量だ。特にバラッドプレイでの多彩な音色を駆使した歌心あふれるプレイは目を見張る。

クラシックを聞くことが多くなった最近なのだが、久しぶりにすがすがしいまでのハードバップの直球を真正面からズドーンと受け止めた気分の「血が騒ぐ」ジャズに出会った。

ローマ・アフター・ミッドナイト

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The Sidewinder リー・モーガン ~ジャズトランペット史を語る上では外せない名盤

The Sidewinder
リー・モーガン


本作はリー・モーガン(Tp)を語る上では絶対はずせない、さらにはジャズトランペットを語る上では外すことはできない名盤である。リー・モーガンのキュッとしまるトランペットの音色が非常にカッコイイのはもちろんだが、本作はいわゆる「ジャズロック」という現象をジャズ界に巻き起こしたフックとなる作品だからだ。

1曲目のタイトル曲The Sidewinderがそのジャズロックの発端となった楽曲である。ドラムは思いっきりスイングしているのにベースとピアノはスクエアな8ビート。同じ楽曲内でも八分音符と三連符といった異なるパルスが混在しているのにもかかわらず違和感なく楽曲が成立している。これは要となる1拍目と2拍目4拍目で全ての楽器がタイトに重なり合うため、パルスがばらばらであっても聴く人は曲にあわせてカラダを動かすことができるからだ。いくつもの異なるパルスが重なりあいポリリズミックな効果がでており、それがこの曲のもつ独特の「ゆるさ」になっている。

本作はタイトル曲以外にも「おっ!」と思えるような名曲がそろっているので捨て曲なしといっても差し支えない。ジョー・ヘンダーソンのテナーも出すぎず引っ込みすぎずといった好サポートをしている。作品全体を通して聴ける力の抜けたビリー・ヒギンスのシンバルレガートが非常にうつくしい(生でみたことのある人が言うには、シンバルレガートを刻む右手がホントに脱力の極みだったそうだ)。

曲目リスト
1. The Sidewinder
2. Totem Pole
3. Gary's Notebook
4. Boy, What A Night
5. Hocus-Pocus
6. Totem Pole (Alternate Take)

The Sidewinder

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Open Sesame フレディ・ハバード ~なんとこれが彼のデビュー作という驚き。

Open Sesame
フレディ・ハバード


フレディ・ハバードの魅力を端的に語るとすれば「歯切れのよさ、音色の豊かさ」ではないだろうか。タンギングの正確さからくる絶妙な音の伸ばし方と切り方、そして鋭くブリリアントな音から深く沈みこむ音まで幅広い音色をだすテクニックと表現力。このニュアンスたっぷりの歌いまわしによって繰り出されるフレーズのスピード感が半端ない。

しかも驚くべきことといえば、なんと本作がフレディ・ハバードのデビュー作であるというのである。デビュー作にしてもはや名盤の仲間入りをしたのである。ジャケットに写った堂々とした姿のこの若者がトランペット界の話題を颯爽とさらっていったというのもうなづける話である。

サポートするメンバーはフレディーと同様に駆け出しであったマッコイ・タイナー(P)と愛すべきティナ・ブルックス(Ts)。本作は薬物による肝臓障害にて42歳にて早世したティナの数少ない参加作品でもある。猛烈にスイングするベースのサム・ジョーンズと、バンドアンサンブルをテクニカルで気の利いたプッシュをするドラマーのクリフォード・ジャービスも秀逸。

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Study in Brown クリフォード・ブラウン & マックス・ローチ ~歴史的大名盤

Study in Brown
クリフォード・ブラウン & マックス・ローチ


「何故これが出てこぬのだ!」とお思いの方、お待たせしました。
名トランペッターであるクリフォード・ブラウンと名ドラマーであるマックス・ローチが双頭リーダーである伝説のコンボが残した代表作であります。このコンボは54年に結成されてから56年にブラウンが自動車事故で急死するまでのわずか2年間しか活動期間が無かったにも関わらず、50年代ハードバップジャズを代表するグループでありました。
本作はしょっぱなのチェロキーから最後のAトレインまで一気に聴き通せてしまう、説明不要の歴史的大名盤であります。

鋭い刃物のような音からやさしく語りかけるふんわりした音まで表現できる音色の幅広さ、正確なタンギングとリップスラー。非常に長く美しいロングトーンと、見事な構成力のアドリブソロ、どれをとってもケチのつけようが無いほどのテクニックと歌心はジャズトランペットに関わる人は避けて通ることができないのがこのブラウニーことクリフォード・ブラウンであります。このときのブラウニーは23歳。大卒でぴかぴかの新入社員であります。

そしてロックやジャズなどの全てのジャンルの垣根をこえて、ドラマーを目指すモノならば知っていなければならないのがマックス・ローチである。
チャーリー・パーカーのビバップ時代から超高速シンバルレガートからメロウで柔らかなブラッシュワークを完璧にこなす「ファーストコールドラマー」なのである。キレイな音色での安定したタイムキープとフォーウエイコーディネーション、構成力豊かでメロディアスでメカニカルなドラムソロ、卓越した手足のコンビネーション、どれをとっても後世のドラム界に与えた影響はとても大きい。
後にマイルス・デイビスのドラマーとなるトニー・ウイリアムスは子供の頃、このアルバムのマックス・ローチを完コピし終わった瞬間、夜も寝られないほ非常に興奮したらしい(子供の頃にマックス・ローチをコピーしていたとはさすがトニーである)。ジャズに限らずレッド・ツェッペリンのドラマーであるジョン・ボーナムなどロック世代にも大きな影響を与えている。

演奏内容のすばらしさもさることながら収録曲も偏りが無く非常に聴きやすいのも歴史的大名盤たらしめている所以である。ラストのAトレインでのローチの絶妙なブラッシュワークとバンドサウンドによる機関車の演出が心憎い。

曲目リスト
1. Cherokee
2. Jacqui
3. Swingin'
4. Lands End
5. George's Dilemma
6. Sandu
7. Gerkin For Perkin
8. If I Love Again
9. Take The A Train


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