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太陽神 EW&F ~やっぱり自分は黒人ではないかと錯覚してしまう名盤

太陽神
EW&F


「耳が飢える」という状況がある。音楽好きなみなさんは一度ならずともこの「耳が飢える」状況になったことがあったはずである。「これが聴きたくてたまらない」という焦燥感に駆られる感覚だ。かつて聴いた音楽を耳が覚えており、それがひょっこりと記憶のハザマから顔をだすのである。

なぜだろう、なぜ本作を記事にすることとなったのか深層心理の世界の出来事なのではっきり分からない。正直巷でなられている音楽でアース・ウインド・アンド・ファイヤーズ(以下EW&F)のサウンドをまねたポップス、もといインスパイヤーされた音楽は腐るほどある。街を歩いているときにEW&Fオマージュサウンドが耳に飛び込んできたのかもしれない。

本作は数々のポップスに影響を与えたEW&Fの代表作。キーボードとエレキギターのカッティングから繰り出されるタイトなリズム。そして洗練されたハーモニー進行にのったタンギングの効いたパンチのある都会的なブラス。そして躍動感と上品さを兼ね備えたモーリス・ホワイトやフィリップ・ベイリーのファルセットを多用したボーカル、これらに対するバーダイン・ホワイトのめちゃくちゃエグくて生々しいベースワーク。

これらがいっぺんに束になって襲ってくるので、それはもう体が動いて仕方がない。ましてや「耳が飢える」状態でこれを聞くと危険なほどの快楽が襲ってくるのである。これぞ極上のエンターテイメント。クラシックを聴く機会が圧倒的に増えた自分にとってEW&Fサウンドは久しぶりの友人に会った気分になり、自分が黒人ではないかという錯覚に陥るほどの懐かしさである。


太陽神
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サヴァイヴァル・オブ・ザ・フィッテスト ザ・ヘッドハンターズ ~ディープなファンクの心

サヴァイヴァル・オブ・ザ・フィッテスト
ザ・ヘッドハンターズ

久しぶりの更新。シベリウスという楽譜作成のソフトを購入した。最近はめっきりこればっかさわっている。譜面を作成するソフトはフィナーレ派とシベリウス派にわかれるのだが、決め手になったのは試行錯誤しながらの編曲や楽譜作成作業がしやすいのがシベリウスだったからである。音を拾って口で歌って音を取り、それを入力してプレイバックして確認修正とかいう一連の作法が自分のスタイルのなのだが、これがシベリウスの操作感とぴったりくるのである。

流行りの映画音楽やアニメの楽曲などなど地元の吹奏楽団の編曲や音源作成、Youtubeから音をひろって譜面おこしやアレンジなどなどミュージシャンの真似事などをしている。さすがは大枚はたいて購入しただけあってロックやジャズからオーケストラまでなんでも作れるので大活躍している。

聴くところによるとハービー・ハンコックもシベリウスを使っているとのこと。同じシベリウスユーザーとしての勝手な親近感を抱いている。ちなみにソフトの起動音はシベリウスの交響曲第7番である。

前置きはさておき、本作はハービー・ハンコックのファンクユニット「ヘッドハンターズ」からハービーが抜けた「名わき役」たちによるヘッドハンターズ。なのでハービーは参加していない。しかしポール・ジャクソン(Eb)、マイク・クラーク(Dr)、ベニー・モウピン(Reeds)、ビル・サマーズ(Perc)、ワウワウ・ワトソン(Egt)の名前を見れば食指を伸ばさずにはいられないメンツだ。

ブリブリとうねるポール・ジャクソンのベースは相変わらずしびれる。そしてベースと対比的なかっちりとしたルーディメンタルなファンクドラムがベースとともにボトムをささえ、モウピンの多種多様な木管楽器と、ワウワウを使用したふわふわな緩く鋭いギターカッティングがエスニックなパーカッションにからむ。ジャジーなのだが根は超ファンク。鍵盤がいないことによる「平均律からの解放」がこれまたディープさに輪をかけているのである。

サヴァイヴァル・オブ・ザ・フィッテスト
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バンプ・シティ タワー・オブ・パワー ~彼ら黄金期の主要なレパートリーが収められた重要盤

バンプ・シティ
タワー・オブ・パワー


ご存じオークランドファンクを代表するファンクバンドのタワーオブパワー。いわゆる「ブラスロック」「ブラスファンク」といったスタイルでは当時シカゴなど同様のバンドがあったのだが、キャッチーでメロウをモットーとした彼らと対比してタワーオブパワーはずば抜けてサウンドが黒い。伝説的なアルバムも数多く稀代の名曲「What is Hip?」を含む名盤「Tower of Power」やリズムと管楽器がトリッキーに融合する名曲「Oakland Stroke」を含む名盤「Back to Oakland」など代表作がある。

本作はそんな彼らの黄金時代である初期のサウンドを収めたセカンドアルバム。ややもすれば素人くさいアートワークの肉々しいジャケットが何とも印象的で、見た目はハズレ臭がただよっているのだが内容は実に充実している。本作は彼らを一躍スターダムへと押し上げたバラッドの名曲「You're Still A Young Man」(あのYMCAとは別モノ)が収録されていることが取りざたされるのだが、「Down To The Nightclub」や「You Got To Funkifize」彼らの黄金期を代表するレパートリーの中でも重要な楽曲がバランスよく詰まった名盤であるのも見逃せない。

分厚いブラスセクションの響きや丁寧なガルバルディのドラミングや絶妙な音価のロッコのベースの安定感はもちろんのことだが、なんといっても最初期のリードボーカルを担当するリック・スティーブンスが参加する貴重な1枚でもある。

バンプ・シティ

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JAMES BROWN'S FUNKY PEOPLE ジェームス・ブラウン ~JBサウンドのエキスそのもの

JAMES BROWN'S FUNKY PEOPLE
ジェームス・ブラウン

ご存知ファンクの帝王ジェームス・ブラウンことJB。本作はアマゾンのリンクをたどるとジェームス・ブラウン名義の作品となっているが、JBが主役というよりもJBサウンドにフォーカスがあたっているのでジェームス・ブラウンのバックバンド「JB'S(ジェイビース)」の作品、作品というよりベスト盤ではないかと思う。

あのいつものタイトなグルーブと流れるようなホーン。知らず知らずのうちに体が動いてしまう。JBサウンドの良いとこ取りで内容はまさにファンクのエキスそのもの。ファンクが好きならば聴いてるだけでよだれが出てきてとまらないレベルだ。

参謀メイシオ・パーカー(As・Fl)をはじめ、ジャジーなフレーズのフレッド・ウエズリー(Tb)、「ゲロッパ」というJBに対し「ゲロンナップ!」という合いの手で有名なボビー・バード(Org・Pec)、渋い音色と鬼グルーブのドラマーであるジョン・ジャボ・スタークス…。などなどJBグルーブを支えた面々がそろいもそろっているので、どんなにユルいテンポであってもグルーブは決してユルくならずにスイングしまくっている。

ヒップホップなどサンプリング音源を中心としたデジタル世代になってもJBサウンドの影響を受けていないものはないと言い切れる。JBなき現在であってもJBサウンドの遺伝子は時空を超えて受け継がれてゆく程強力で絶対的である。ダンスミュージック目的であっても学術目的であっても鑑賞目的であってもファンク好きならば本作1枚でご飯が3杯食べられること間違いなしだ。

JAMES BROWN'S FUNKY PEOPLE

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Thrust ハービー・ハンコック~あふれるアフロ汁。沸き立つアフロ汁。

Thrust
ハービー・ハンコック


本作は1974年ハービー・ハンコックが発表したファンク路線のいわゆる「エレクトリック・ハービー」と呼ばれる時期の名盤。前作があの歴史的な「ヘッド・ハンターズ」である。本作は前作よりもジャズっぽさがいい意味でやわらかくなり、よりファンク色が濃くなったサウンドである。

当時はスライ・アンド・ファミリー・ストーンズなどのファンク音楽が流行していたのだが、それを瞬く間に自分のボキャブラリーに取り入れてしまうところがハービーらしい。新しい物好きは音楽に限ったことではない。マイルス・デイビス・バンドのときも最新式のレコーダーが出るたびにピアノにしかけて自分の音をレコーディングしているのでマイルスも半ばあきれていたほどであるという。

ハービーの新しい物好きは本作のサウンドに大きく貢献し、アープ(シンセストリングのあの音)、プロ・ソリスト、クラヴィネット、オーバーハイムなど当時としては時代の最先端のアナログシンセを駆使している。自分が面白そうだと思うものは何でも試さねば気がすまない「歩く多様性」のようなところは、なんだか「ボケない秘訣」の見本のような人だ。

収録曲も血が騒いでしょうがないほどのファンクの名曲「Actual Proof」、「Spank-A-Lee」、「Palm Grease」やエレクトリック・ハービー期きっての美メロ曲「Butterfly」といったエレクトリック期の重要な曲目が名を連ねる。「なんだ、4曲しか入ってないじゃないか」とタカをくくっていると、あふれるアフロ汁、沸き立つアフロ汁を飲み損ねてしまいえらい目にあう1枚だ。


Thrust

■ヘッド・ハンターズ
これが前作の「ヘッド・ハンターズ」である。ハービーの多様性、ジャンルを超えた八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍を象徴するようなマイルストーン的名盤。

Headhunters

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